カフェ読書
2006年 03月 18日
何読んで良いかわからないので大体人にもらったものを読むけど、カフェ読書にマッチするなぁと思ったのは保坂和志の「季節の記憶」とか、内田百間の随筆とか、取合えずあたりの軽やかなもの。あんまり面白くて一気に読んじゃうヤツや、エグミのあるものはいまいち(カフェでは)。
ここは、サンマルタン運河からちょっと奥に入ったカフェ。床もテーブルも木で、午後はスキスキだし、コーヒー2ユーロという良心的なお値段! お洒落だけど全然イヤミじゃないとこも好きで、お気に入りのカフェのひとつ。
ここからちょっと下ると映画で有名な「北ホテル」がある。ずっと閉鎖されてたのが最近リニューアルオープンした。こっちのカフェは、、、映画の様に庶民的、とはいえずちょっとお洒落系で私には敷居が高い。。
長居をするには、路上のテーブルがいいですね。これから、陽気がよくなると、特に。
う~む、「ローマ~」のヘップバーンと、管理人さんが、重なるなあ。。
美人のいるカフェなら長居も難しくないかも。
ヘップバーンが、今の私の年の頃って、既に女優を辞めてユニセフへの協力を始めてらっしゃいましたね。
オードリーと私の共通点・・・沢山ありますが、違うのは彼女はスラリと長身、私はちっちゃいとこかな。トホホ。
う〜ん、G.ペックと小坊主さんも重なるなぁ。。
個人的には、ペックに頼まれて、銃を担いで警備してたおいちゃん、あれも好きです。
それは、ともかく。
陽気のいい日にパブに寄って、路上のテーブルに腰を据え、ゆったりと時間の流れを見るのは、最高の贅沢でした。
飲むのは、もちろん、スパークリングウオーター。。。
女房の付き合いで、買い物に行くのも、パブのお陰で、苦になりませんでした。
パブは、ロンドンに行くまで待って、パリでは、やっぱ、カフェでしょ。
地味な祭りらしく、パットしないとか 、聞きます。。。
一方で、僕が大学生の頃から、漫画喫茶 or 漫画定食屋で漫画本を熱心に読む学生は後を絶たないです。
"キリスト教(カトリック)をアイルランドに布教した人物。アイルランドの守護聖人となっています。聖パトリックは、キリスト教の三位一体を説明するのに、もともとケルト人になじみの深いシャムロック(クローバー)を使ったと言われ、それがいまでもアイルランドのシンボルとなっています。シンボルカラーの緑もシャムロックの色からきているわけ。アイルランドでは聖パトリックの命日であるこの日を1年のうちで最大のイベントとしてお祝いします。"
だそうな。
人間ないものねだり...ロンドンに住んでたら「あーフレンチカフェ行きてーー」となるのでしょうが、こっちにいると「あーーー日帰りでいいからロンドン行きたいーー」になるのです。ま、とりあえずはイギリス風パブでがまんしよ。
京都はパリ同様、知性と文化の街、というイメージですが、今は携帯メールに漫画なんですか。それはそれで、次世代の文化、と思いたいとこです。(という私も、読書量多くないのですが。)
ケルトの遺跡も、あることはありますが、こちらはもう、原型をほとんど、とどめていません。
アイルランドは、パトちゃんのお陰かどうか、平和裡にキリスト教が布教された、珍しい土地ですが、それ故、アイルランドのカトリックは、穏やかで純粋であるようです。パブの外では。。
やはり、人間(普通)聖人じゃないでスから。。