チュニジア旅行 / チュニス、メディナ、スーク…
2014年 07月 02日
そして着いてみてわかったが、チュニスでは女性の半分はフランス人と変わらない服装を…
もちろん、タンクトップやスカートはNG(写真上のようなおばちゃんのダブダブロングは可)Tシャツにジーパンという出で立ちが最もポピュラー。
髪を覆う人も年配の人の半分くらい、チュニックとか必要なかった。。
(でも、その後に三ツ星ホテルで、プールと部屋の行き来に活躍)
そしてホテルは15ユーロほど(2000円弱)だったけど、さすがに節約しすぎた…。
部屋はペンキ塗り立てで清潔だけど、水周りがサビだらけでタイルが割れてたりすると…女性には凹む要素。
あと5ユーロ程足せばかなり清潔でコスパの高いホテルに泊まれたので、次回は5ユーロをプラス投資しよう。
駅前のホテルを予約したのは、翌日のシディ・ブ・サイド行きの為だったが、ここは長距離路線の駅であった。シディ・ブ・サイドに行く郊外線TGMはトラムで2つ先の駅、と判明。
でも、それが怪我の功名。TGM駅周辺はこぎれいにまとまっててあまり面白みがないカンジ。国鉄駅周辺は美味しい庶民的食堂が沢山で活気があって楽しかった。
荷物を置いて、とりあえずチュニスの顔とも言える旧市街、グランドモスクやスークのあるメディナへ。
フランス門というところが東京でいう雷門的な場所のようでここが入り口。
スークはアメ横のようなにぎわい、日本語で「高くないですよ」などという呼び込みも。とりあえず「ニーハオ」「こんにちわ」と、二カ国語で言ってくれるのが好感がもてる。どっちにしても皆フランス語はペラペラ。ともかくバブーシュを買うのが目的だったけど初日なのでとりあえず見るだけ。グランドモスクを目指す。
突き当たりのグランドモスクらしい地点に着きここかな〜?などと迷ってると、モスク脇の香水店のモハメドさんが「モスクをお探しですか?ここは朝しか入れないし、入っても観光客には中庭しか公開されてないんですよ」と親切に説明を。「でも折角だから、この先の絨毯屋の屋上からの景色をお見せしますよ!」と申し出てくれるので、ご好意に甘える事に。
たしかにすごい迷路、地元の人の後をついていかないと全然無理。美しいタイルの屋上からグランドモスクとメディナを眺めながら世間話を。「革命以来、経済は良くないけど…でも一番大事なのは健康と家族。悩んでも仕方がありません」
と。その後お店で蚊よけ効果のある室内香水を買って(これが効く!)記念撮影をさせてもらう。
その後さらにスークを進んで外に出る。少し進むと国会議事堂などがあるが、チュニジアでは政府機関の建物の撮影は禁止なので、残念ながら素通り
更に進んで行くとちょっとお洒落な画廊や立派なレストランなどがある界隈が。しかし地元の人に聞いたらかつて4軒あったレストランのうち革命後なんとか営業しているのは一軒のみということ。。
進んで行くとまた庶民的な界隈に。おっさんだらけのカフェ。
革命の後。
ホテル近くでチャパティというあっさりしたチュニジアサンドイッチを夕食に。(約100円!)
チャパティ屋さんのお兄さんは「チャパティを食べるのは初めてですか?」とアジア人初老夫婦に暖かい接客を。そしてホテル近辺を散策。チュニスの夜はかなりいい味出してる。
しかし、やはり公共サービスはかなり打撃を受けたようで道にはゴミ箱が無くビニール袋が直接捨てられている。朝にはゴミ収集車が来るようだが、散らばったゴミを完全に拾ってくれるワケではないので、清潔とは言いがたい状態。早く落ち着き観光客が戻ってくるような状態になると良い…と思った。