最近の・・・dernierement・・・

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久しぶりにクロッキーに

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久しぶりに時間がとれたので、行ってきました、クロッキーアトリエに。
ここは某美術館キュレーターで画家のB女史のアトリエだけど、毎週月曜夜はオープン・スタジオで参加費10ユーロで裸婦スケッチが出来る。普通、モデルさんに来てもらうと時給3〜4千円なので、分担すればお得なわけ。

この日のモデルは、南米の巨乳のおばちゃん。ある程度歳の人の方が味があってグー。モデルみたいな若い娘だとがっかりする。(男の子なら別!へへへ)ポーズも面白く、身動きせずプロフェッショナルで良い。ま、ここのアトリエいつも良いモデルばっかりだけど。
まずは真面目に鉛筆デッサン。本当はもっと楽しんで描きたいのだけど、、、若い頃言われた「裸婦スケッチは頭からつま先まで入れなければいけない」というのがどうしても払底できず、面白いところだけ、というのが出来ない。

ここは指導はしてくれなくて、プロの画家もアマチュアの人も、各自勝手に描くのみ。でも、30分休憩時間があるので、ポートレートや上半身を自由自在に描いているB女史に聞いてみる。
S「人体デッサンをする時は頭からつま先まで入れなければいけないのかしら?」
B「本当はそうよ。まずそれをしなければ人体の構成やボリュームを把握する事は出来ない。
でも、私が教えるときは基礎を形成してもらうと同時に、その人なりの味が出せる様に自由描かせる、ということも心がけてるの。」
S「どうすればその人なりのスタイルが確立されるのかしら?」
B「それには...沢山描かなきゃダメよ。」

まず、沢山描き、自分のデッサンに土台が見いだせる様になったら自由に描く時、ということなのかしらん。しかし、時たまのデッサンで上達するはずもなく、、、
たかが趣味、と割り切って、土台無しでも好き勝手に描くのが良いのだろうが、、何故か妙な罪悪感を感じる。。いつの日か、ワンステップ上がる日を夢見て結構真面目にデッサンしてるのでした。

ちなみにここ、最近人が少なくて、下手すると値上がりするかも、、、(汗;
パリの方、ご興味あったら是非どうぞ。
(写真はクロッキーの日ではなく、作品発表の際のもの)
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by j-suguita | 2007-05-31 06:15 | アート | Comments(9)

苦行、あと4回、、、(汗;

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あぁぁぁぁぁぁ...苦行以外の何者でもないパリ市のPHP講座、
あと4回で終了、、、(汗;
当初は「気分は女学生♪」なんてはしゃいでいたのに、もう3回目位から雲行きがアヤシくなり、現在はほとんど暗黒の闇の中、、ってカンジ。

大体、PHP以上にフランス語がわからん。
先生は、ロボットの様に冷たく、ピシピシピシッと進めて行く。
「表示されませーん」などと言うと「何故だ!?」と言われちゃうしな。
こっち、質問してるんだけど。
そのくせ若い可愛い子が質問するといきなりロボットからニンゲンに戻り、
目尻を下げて、へへへ、ってカンジになるのは止めれー。
幸い隣に座ってる人が職業がプログラマなせいか余裕があるようで、左隣のおじいちゃんと、右隣の謎の東洋人(ワタシ)に何くれと世話をやいてくれるのだが、そうそう甘えられないし。

前回サーバダウンで臨時休校だったので、妙に嬉しくなってしまった。
・・・が、今回はその分、いつも以上の詰め込み。。
あぁぁ、もう本当はギブアップなのだけど、払い戻しはないし、行くしかない。。

 が、でも、しかし。
以前はおまじないのようにチンプンカンプンだったphpも
何となくこういうことが書いてあるのね、って想像は出来る様になったし。
先日はFLASHのアクションスクリプトいぢってみたら動いたし。
日本語のphp本を取り寄せようと思うが、何もしてないよりは呑込み早いだろうし。
16回 x 3時間で約2万5千円(安いから良いじゃん、という声もアリ)の内3千円分くらいは元とってるかしらん。
あと四回いけば修了証書ももらえるので(ロクに分かってないのに詐欺だけど(笑))
なんとか、がんばろー。

最近は様々な壁に当たってるが、、、(汗;
ひとつ良い事は、苦手だった生のキュウリが、炒めてコチュジャンで味付けすれば食べられる様になったこと。
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by j-suguita | 2007-05-29 03:11 | おしごと | Comments(24)

動き、と静止そして投影

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先日、映画通のTさんとお話をしていたら、小津安二郎の「麦秋」('51)の話になった。
有名な、踏切のシーン ーもうすぐ嫁ぐ娘(原節子)を思い父が感慨に耽るシーンー はワタシの心にも深く残っている。でも、Tさんの解釈は違った。
「小津は単に、静止した人物と、動く電車の対比が撮りたかったんだな。映画っていうのは動きで成り立っているんだから、ローアングルだけで作品が撮れるわけがないんだ。」
・・・なるほど。。

あらためて「麦秋」でググってみたら、やはり面白い説を見つけた。
中国で戦死した原節子の兄が重要な「非」登場人物として存在してるが、(原節子がエリートサラリーマンとの縁談を断って、子持ちヤモメ男と結婚するのは、ヤモメが大好きだった亡兄の親友だったから。)この「非」登場人物には、小津の親友の、そして「亡兄」と同じく中国で戦病死した天才監督「山中貞雄」が投影されている、というもの。
なるほど、そういう見方もアリか。
フランス映画ばりに暗くシニカルに江戸末期の人間模様を描いた「人情紙風船」が山中、若干28歳の遺作。

やはりTさん説では「麦秋」のテーマは"喪失""戦争で失われたものへのレクイエム"。
そう考えると非常に辻褄があう。
イヤー、私はこの作品、”ひとつの完成された天国の提示”だと思ってたんだけど、(実年齢は別として)まだまだ若輩者かもしれないー。
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by j-suguita | 2007-05-11 07:28 | 映画 | Comments(16)