展覧会 出光美術館の「麗しの器展」etc… 里帰り2010正月−3
2010年 01月 28日
ベタ焼き(死語?)も展示してあって興味深かった。恵比寿ガーデンプレースというところも初めての経験、バカラの巨大シャンデリアが飾ってあったりするゴージャスな場所。こういうとってつけたような「洋風」って日本独特でそれなり面白い。
そして原美術館に。
ともかくここは行くだけで心が洗われる様な場所。コンテンポラリー美術館は現代の教会、という認識を新たに。
ここの2階テラスが大好きなのでいつものように外に出てみた。夕刻だったので暮れ行く山の手の空気を堪能。
仕上げは出光美術館の「麗しの器展」。
いや〜〜〜〜秀作ぞろいで圧倒され、堪能した。
尾形乾山がすばらしく、器の内側から発散される力のようなモノを激しく感じた。鍋島が超一級のデザインだとしたら乾山はもうアートの領域に入っている!と一人納得したのであった。その他の茶器なども出色だった。描き人知らずの限りなく水墨画に近い屏風も深かった。
展示室を出ると広ーいガラス窓から皇居が一望できる無料セルフお茶コーナーが。ビルに邪魔されない風景は、「ウルトラマン」の頃の昭和、って感じ。目の保養の後に、ここでゆっくり余韻に浸れる、というニクイ構成。
残念なのは三井美術館の柴田是真の漆展を見逃したことと、サントリー美術館の宴の器展が私の帰国後のスタートだったこと。
次回は三井美術館参拝と、ずっと行ってない横山大観記念館から始めたい !
東京にも、色んな、アートスペースがあるんですねー。
知らない事だらけで、ワクワク拝見してます^^
出光美術館、行ってみたい!!
ウルトラマンってことは、ゴジラの風景も見えるかな?目当ては、そっちかい?
ゴジラがにゅっと出てきてもおかしくない風景どしたよ~。
そうそう、そうの通りっす。光琳の弟です。
うんうん兄のが究極のデザインとしたら乾山は焼き物の地肌から深〜い内面的ものがじんわり伝わってきて、もはや工芸を通り越してアート、って感じだった。