船上レストラン
2008年 07月 06日
一時よく使ってたバスがセーヌ川を渡るとき、なんかとっても気持良さげな船上レストランが見える。で、いつか行こう〜、とボンヤリ思いながら年月は矢の様に過ぎ、、、そして、先日快晴の日にやっと行ってきたのであった。
予約は出来るもののテラス側などの指定は出来ない。。ちょっと心配してたけど幸い仏人のお昼って13hくらいから。早めに行ったので景色のよい席に座れたぁ!
前菜の子牛のパテはホームメイドのようで保存の瓶に入りハーブの香りがしっかり。笹の飾りが意味不明なとこが楽しい。
メインのかじきまぐろはすりつぶして甘く味付けした山芋との相性ピッタリ。日本でも照り焼きにするし、かじきは甘い味付けが合うのね、と妙に納得。
あーちすと選択のプロヴァンス風子牛は名門鍋メーカーSTAUBに入ってサーブされたが、これ、蓋が鍋の縁にひっかかるように工夫されてる。
メインは、パンナコッタの杏の砂糖煮のせ。そして、、、ダイエット中のはずのあーちすとは何故か大胆にもお菓子の試食つきのコーヒーセットを注文してるではないか!で、その3種類のお菓子の量が試食というモンじゃない。北青山に気取ったFというカフェレストランがあるけどあそこの普通のデザートの3倍はある。。。
...というわけで、かなり満足なランチなのであった。
実は前回の川沿いレストラン同様、景色と快適さの分お味は期待してなかったのだけど、いや、なかなか。
考えてみたらここはパリ郊外、企業のオフィスが集まっているイッシーレムーリノー市というところ。いかにもエリート風のサラリーマン達が沢山ビジネスランチしておった。こういう方々がメイン客だったら味もそう手は抜けないよね。天気の良い日にまた行きたいっす。
この後はブーローニュの森のなかのバガテル公園内で開催されてる「着物展」に。バラももう終わりかと思ったら7割がたは咲いていたので満足。
お天気、グルメ、眼の保養、と三拍子揃った良い週末でした。こんな週末、月に一回はもちたいものだ〜。ちなみに今週はかたづけと掃除で終わりそう。。。
大事にしましょう。
値段だけのことはありましたが。しかし、同じ店がパリのなんでもない街角にあったら行かないでしょう。やはり景色&ローケーションのプラスαがキーポイントです。
純粋に味と値段だけのコストパフォーマンスからいったら、以前紹介したパリのなんでもない街角にある
http://suguitaj.exblog.jp/5123508/
が知る限り、一番です。