犬も走れば...
2007年 06月 10日
相変わらず好調なチャリ、移動手段というよりレジャー用に乗っておる。
うちはパリ市内とはいえ端っこ、数百メートル走ると近郊のM市に突入。
ここは市長さんが代々共産党だそうで、そのせいか、お隣の市が大企業の誘致などでパリとほとんど変わらない石の街なのと対照的に、建物も低く一軒家も目立ち、マイナーな作品を上映する映画館が(イランのアバス・キアロスタミの「Ten」なんか上映しちゃったりする。長年の地道なマイナー活動の後、「マルセイユの恋」('95)で、メジャーになったゲディギアン監督が討論会に来たりする)あったりするのどかな街。緑も豊か、サイクリングにはピッタし。
で、スイスイと走っていたら、ヒョイ、とすごく感じの良いカフェ発見!
長年この近辺に住んで、この街には何度も散歩に来てるのに、今まで気がつかなかったんだから、自転車はものの見方を変えてくれるモン?
中は食堂というのがピッタリの庶民的なところ。日本のファッション雑誌には決して載らないカンじが、また和む。
メニューもパリの2割は安く特別なものは出て来ないけど、ちゃんと真面目な味。
おまけに、白いグリーンランドの牧羊犬とかいうマスコット犬と仲良しになれたのでした。
すんごい! ソーセージがビシッーっと立ってますね!
フランスでは、こういったご馳走、ご婦人方は、どう召し上がるのでしょう?
いや、これデザートのイル・フロッタントというお菓子なんですよ。
メレンゲに、ゆるいカスタードクリームをかけるだけ。
で、立ってるのは、ソーセージではなく、葉巻型のクッキーなのです。
この田舎っぽいプレゼンテーションも、ここの店らしく良かったです。
ここの常連さんみたいでした。フランス人は日本よりは肥満気味の人が目立ちますが、(多いってほどじゃないけど)ここまでの人は珍しい。
茹で沢山野菜食べて運動しよーね、なんてアドバイスしたくなります。
パリみたいに個性的で気の利いたカフェがあれば寄りたいけれど、
最近はスタバとかマックに席巻されてしまって、個人のお店がとっても少なくなりました。
ナニ考えてるんですか、ほたるんさま ?!
パリの場合、個性があるようで、ないようで、やっぱりある。
ヘンに”テーマ”っぽくないところが好きです。
ここなんかは郊外なせいか、更に”気の効いてないところ”が良かったです。
小坊主さん
ファンの女性に囲まれるナイスミドルがいたら、そこが小坊主カフェなんですね。
すみません・・・
住人が住人ですので、てっきり管理人様もそのズジかと(苦笑)
・・・・デ、デザート??
クッキー・・だったんですか。
硬く立ってるんですね(自爆)
葉巻型クッキーってことは、メレンゲとカスタードをチュルチュルと吸いあげるとか?まさかね・・・。
チャリンコ視線って、10センチくらい低いのかな?
スギタさーん!白いワンちゃんは、なんとなく老犬ですか?優しそうですねー。
レジャー用のチャリこいで、ゆっくり素敵な時間が流れてるの伝わって来ます。
これはねー、アイスクリームに付いてるウェハースと一緒で
交互にパクッと食べるのよ♪
チャリは、見栄はって(笑)サドルを高くしてるんで、10センチくらい高いかもしれん。
で、このワンちゃんは、太ってて貫禄あるけど、案外若い感じでしたー。
足が、長くて、長くて。
難しい気がする。。