シチリア島旅行 - 最終日 カタニア空港から帰路
2016年 04月 30日
帰りの便は19:50発と遅めなのでタオルミーナ15:45発→カタニア空港17:15分着のバスだと丁度良いな、と思っていた。で、前日に念のためにB&Bのセニューラに「荷物預かってもらえますよね?」と聞くと「え”…」と一瞬狼狽してから「う、うん、良いですよ。あなた方の都合に合わせて待っています…」とあまり嬉しくなさそうな反応。ここでちょっと不安になる。万が一荷物を取りに来てB&Bが閉まってたら…
常にサイアクを考えて行動するのがイタリア旅行なので、荷物預けの件は取りやめ、普通にチェックアウトして、カタニア空港の手前のカタニア国鉄駅で降り、カタニアをプチ観光しようという事に。
この夜は今までの興奮と疲れ、明日帰るという寂しさと安堵で、早朝に目が覚めてしまったんだけど、そのおかげで日の出が見えた!思わず激写。最終日にふさわしい幕開け。
二度寝してから最後の素敵な朝食。
そして宿の目の前のバス停から11:45発でカタニアに向けて出発。
「そういや、イゾラ・ベッラ見なかったなー。上からは見えにくい場所にあるんじゃろな」と思ってたら、バスが下って行くと、どうもそれらしい超プチ島が見えるではないか!
最後に得した気分。
どんどんエトナ火山が近くなっていく。
ほぼ予定通りカタニア国鉄駅に着く。
幸い駅構内に荷物預かりサービスがあった。シャッターが1/4ほど閉まってたので不安だったが、無事に預けられてホッ。
綺麗な街だけど…パレルモ、ラグーザ、シラクーサにタオルミーナ…と個性豊かな街を周遊した後なので、あまり面白くない。
LCCは食事は出ないので、ちょっと重めのおやつをガッツリ食べよう、という事でメインストリートからちょっと入った学生で賑わうお洒落系のカフェで最後の食事。
飛行機が19:50分発と遅めにしたのは、 万が一、タオルミーナからの移動に問題があっても大丈夫なように…という考えだったんだけど。いざ2週間まわってみるとシチリア島のバスってかなり時間通りなのがわかり、それにカタニア ー タオルミナ間はわずか一時間半。いざとなったらタクシーでも行ける距離だし、杞憂であった。
正直カタニア観光は余計だった。あのままタオルミーナからまっすぐ空港に帰る方がスッキリと有終の美をかざれたのだ。まー今後の勉強。
駅前のバス停から空港に行くAliBusに乗る。長距離バスだと、カタニア国鉄駅 → カタニア空港は直通なので15分くらいだけど、 AliBusは市内を周り、また一旦駅を通って(駅に戻った時は一瞬焦った。この時点では停車しない)空港に行くから30分は見ておいた方が良い。
そしてついに旅の最終点、カタニア空港に到着。いつものようにオリーブオイル、地酒の赤ワイン、パスタ、お世話になったMさんへのお土産etc…を買って搭乗。
30分遅れて離陸 。飛行機はメッシーナ海峡を通ってサルデーニャ島の上空を通過します、とアナウンスが。しばらくすると海峡辺りの街の光が見えてきた!さようなら〜また来るね〜と心で手を振る。
出発前はちょっと不安な気持ちもあったがすべて杞憂(あ、アグリジェントの国鉄不通は想定外であったww)。
体調万全じゃなかったので薬を沢山持って行ったが、結局バンドエイドしか使わないですんだ。
今回も良い旅であった!感謝!
戦利品 : 空港で買ったオリーブオイル、地酒の赤ワイン、イカスミのパスタと白トリュフのパスタ、シチリア名産のピスタチオ。
街で買った冷蔵庫マグネット。四角いレモン柄のはカルタジローネのもので、ちょっと高かったけどクオリティ抜群。スーベニア風のお皿。