シチリア島旅行 - 出発 パレルモ空港に到着
2016年 04月 28日
2013年のローマ > ナポリ旅行についで、
イタリア旅行トリロジー完結編、シチリア島旅行に行ってきた。
行きはeasyJetでパレルモ空港に着き、パレルモ泊中に日帰りでモンレアーレ、アグリジェント観光、その後ラグーザ > シラクーサ > タオルミーナと周遊し、帰りはカタニア空港からTransavia、という行程。
出発前、いつものワクワクと同時に心配でドキドキな面も。4都市を回るのは初めてな上、シチリア島は鉄道が発達していないので多くがバス移動になる。で、イタリアって交通網がとてもわかり難く情報収集も難しいところ。特にラグーザの街は行きにくいらしい。でも、この街の写真には一目惚れして是非実際訪れたい…と思い続けていたので、プランから外すことはありえん。実際に旅行した方々にお話を聞いたり、ネットで情報収集する。
そして、ついに出発の日が!
朝7:40発という夜更かしな私にはツラい時間だが、ご近所のMさんが車で連れてってあげるよ、と言ってくれたのでご好意に甘えることに。
easyJetはLCC(ローコストキャリア)の一つで、確かローマに2泊旅行行った時もこれだった。 機内持ち込み荷物は一つ+アクセサリー的なポシェットのみ。この旅行のために買ったハイキング用のリュックサック、しっかりした作りなので折畳めなくて、スーツケースに入らなかった。でも空のリュックサックぐらい大丈夫だろう、と楽観して荷造りを終える。
仏人には珍しく几帳面なMさんが時間通りに来てくれて、無事オルリー空港へ。
で easyJet の受付では、たとえ空のリュックサックでも荷物2つとカウントされるので、不可だというではないか…同じLCCのVuelingは結構ゆるくて、スーツケース+大きめのショルダーや中サイズのリュックの人もいたけど何も言われてなかったので油断した。まー会社によって基準が違うから仕方がない。
Mさんはリュック置いていきなよ、預かっててあげるよ、と言ってくれたが、何しろ今回のために吟味して買ったハイキング用リュック。ここは29ユーロ払って、預け荷物にするか…と思ったが、空港公団に勤めるMさんがナイスアイデアを。
「じゃ、あ〜ちすとの余裕のあるリュックの上にかぶせちゃえば良いんだよ!」と。
2つのリュックを2wayバッグのように亀の子状に抱き合わせて無事ゲートを通過!
Mさんに感謝しつつシートに座り、飛行機は無事離陸。
早朝のパリ地方。
3時間ほどで、シチリア島が見えてきた!青空のもと、すごい断崖。
空港バスで、パレルモ国鉄駅に向かう。絶景…
無事に駅について、徒歩10分ほどの予約した Cassaro261 B&B さんに。
すんごい感じ良い英語ペラペラの経営者(おそらく)と、淡々と実直に職務をこなすアントニオさんが働いていて、なんだかそれだけで初めてのパレルモも安心な気分に。更に建物の管理人のおっちゃんがすごい陽気で親切でノリが良い!お部屋は新しくて広々。台所も広く大きな冷蔵庫が。
おまけに目の前のCafe Latinoさんは安くて美味しく、シチリアでは珍しくクレカが使用可。
初めてのパレルモ、観光ガイドを頼りにまずパラティーナ礼拝堂を目指す。
礼拝堂に到着、入場料がノルマン王宮と抱き合わせになっていて、12ユーロ。高っ!!!!宮殿の階段を登り礼拝堂へ。
う〜ん。。
モザイク大ファンの私で、もともとイタリアにはまったのもラヴェンナのモザイク教会を訪れた事から始まったんだけど…
何とモザイクの部屋があるではないか。ここは 『ルッジェーロ王の間』という部屋だそう。孔雀やライオン、エキゾチックなモチーフが不思議で楽しい雰囲気を醸し出し、個性的な空間になっている。やはり来て良かった!
その後、丸屋根が印象的なエレミティ教会横を通って
バッラロ・メルカート(市場)をプラプラ。やはり港町だけあってナポリに近い雰囲気。
ホテルの近くのヴッチリア食品市場もブラブラしてたら、なんか東洋人のエラい美人さんがいる?日本のTVのルポルタージュの撮影のようだった。
初日で疲れてたので、ここでチーズ、サラミ、パンとお菓子を買って、ホテルでシチリアの赤ワインで楽しむ。シチリアのワイン美味しい!すごく強い味なのでキッチンにあった大型ワイングラスでいただくとちょうど良かった。
さて、明日は念願のモンレアーレのモザイクの教会訪問を。