じじー ロック、健在!KISS編
2015年 07月 18日
大きい会場が抑えられなかったのか?それとも、KISSはジジババのものとなり、ディナーショーみたいな多利薄売になったのか…と思ったが、行ってみたら20代の若者層も沢山いた。
ともあれ、ポールは「今回のホールはちょっと小さいね。でも同じにロックしようぜ!」(意訳)とみんなを盛り上げる。プロじゃのぉ〜。
前回は閉めの曲だった Detroit Rock City から始まり、名曲の数々をプレイ。
大好きな「Do You Love Me」では♫ You really liiiiiike ♪と一緒に熱唱〜
で、前回は35周年記念ツアーだったので、ファーストアルバムの曲が多くて「雷神」やってくれなかったのが残念だったが、今回は「雷神」演ってくれて、ジーンが血を吐いたぁ!「God of Thunder〜」とみんなで一緒に熱唱。
モチロン空中跳躍も。前回同様、不動の男と化したジーンなんだけど、それだけに移動の軌跡がクリア。
歌舞伎の奴さんそのまんまなんだけど、ジーンは「歌舞伎の影響は受けていない」とインタビューで言ってるが。インテリぽさを隠すための発言では…と勘ぐってる。
会場が小さい為かチケットは110ユーロという前回の2倍の価格…
ぐ、苦じーー…が、KISSのライブ行かんという選択肢はないし…という事で一人で行ったんだけど…この小さい会場のために思ってもみないすんばらしい事がぁ!!!!
「Love Gun」での空中移動、前回はアリーナ内で後方に移る…という移動だったけど、今回はポールがグググググググーーーーと2階席にくるではないか!
うわーーー
ワテから10メートルくらいかな??
いつもは華やかなショーの一環として見てたけど、今回は待機していた係員がポールが空中ゴンドラから降りるのを手伝うところとか、ポールが曲のスタートのサインをジーン達に送るところとか生々しく見てしまった。高いだけの事はあった!!!
ラストはもちろん紙吹雪の舞う「Rock’n Roll All Night」。
前回は50台後半のポールが激しく動くのに関心したが、さすが今回は大分控えめになっていた。声も以前ほど伸びないし、ひっくり返る場面も(たまたまの体調かもしれないけど)。
とはいえ、63歳にしては立派なもの。
彼らのロック魂、プロ精神に感謝し、沢山歌って叫んで踊って100%満足し、興奮さまやらぬまま会場を後にしたのでした。
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