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チュニジア旅行 / シディ・ブ・サイドで買い物、チュニスの夜

朝食は素敵なプ-ルサイドで。。。昨日同様とてもデリケ-トなサ-ビスで満足。
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チュニジア旅行 / シディ・ブ・サイドで買い物、チュニスの夜_a0060003_08053976.jpg午前中、やはり食器を買ってしまう。どこの店もちょっと見てるだけで「安いよ安いよ!」とうるさいのに、ちょっと奥まったところに珍しく値段が明記してあるお店を発見!
もの静かな店主がゆっくりと選ばせてくれる。あれこれ迷って予てから買い替えを予定していたパスタ皿、小皿、一目ぼれしたオ-バル型皿を入手。

もっと買いたかったんだけど、手荷物で飛行機に乗ることを考えたらちょっと躊躇(そして後悔...)革のバブ-シュもほぼ理想のがあったけど、チュニスのスークならもっと選べるだろう、と見送り(そして後悔...)
店主と少し話したが、彼もやはりチュニジアの安定が一日も早く戻ってくる事を、皆に仕事があって人々が満足して暮らせる社会に戻る事を強く願っている、という事だった。9月に選挙があるそうなので、その後の安定に期待をしているそうだ。
「そのためにも是非フランスや日本の皆さんにチュニジア旅行の楽しさを伝えてください」と頼まれた。

チュニジア旅行 / シディ・ブ・サイドで買い物、チュニスの夜_a0060003_08051818.jpg昼前にチェックアウト、そして「カフェ・ド・デリス」に。ここは是非行きたかったところ。シディブサイドの観光の目玉、という事もあるんだけど、私は旅行関係のサイトの仕事をしているが、チュニジア旅行プロモの写真に使うのは必ずここ。
たまには別の写真を...と提案するんだけど、担当者は「いんや、ここの写真!」という事になる。なんで、これは是非行って自分の目で見なければ!と思っていた。

7-8月は常に一杯らしいが幸いすぐ座れた。そしてミントティ-をいただきながら絶景を楽しむ。
ちなみにミントティ-のお値段は下界の10倍ほど...ま-そうは言っても500円くらいなので席代と思えば安いもの。松の実もたっぷり入ってたし。

その後、昨日と同じカフェの、今度は冷房のきいた奥の部屋でランチ、一番暑い時間が過ぎるのを待って、タクシーで下界のチュニスに。

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運賃は30分で600円ほど。夢のホテルから1500円のホテルへ。。。

再チェックインの際に
「前回の部屋、バスル-ムがアレだったんだけど、もうちょっと良い部屋ありませんか?」
と聞いたところ
「お湯と水は出たの?」と。
「ハイ」と答えると
「じゃ、いいじゃん。ハイ、おとといと同じ部屋ね!」
と同じ鍵を渡される・・・昨日までのお姫様待遇とは大違い…
ま〜1/10の値段なので仕方がない。。

荷物を置いてスークに。革のバブーシュとサフランを買いに行くが。。。
一昨日沢山あったように見えたバブーシュはどこの店も似たようなもん、そして良く見ると人工皮革ではないか!!
これならパリで買った人工皮革バブ-シュの方が増し。。。次回シディブサイドで買う事にした。
買い足したかった食器も同じこと。次回シディブサイドで買おう。

チュニジア旅行 / シディ・ブ・サイドで買い物、チュニスの夜_a0060003_08053950.jpgサフランは実に調子の良いおっさんの店で値切りを楽しみながら家とご近所の方々の分を購入。
その後おなかが空くまで街をトラムに乗ったりしてブラブラ。夕暮になり、一昨日の夜見つけたブリック屋さんに。
ブリックとはアラブ風揚げ餃子。オリ-ブ、ツナ、茹でジャガ、刻みゆで卵などが具。パリパリですごく美味しい。。
パリにもチュニジア軽食屋さんはあるけど、ずっと美味しい。。。

チュニジア旅行 / シディ・ブ・サイドで買い物、チュニスの夜_a0060003_08053979.jpgブリックの横にミニサンドイッチを見つけお兄さんに注文したら、「もう少しすると揚げたてのパンが来るのでお急ぎでなければ少し待ちませんか? もっと美味しいですよ。すごく熱いですが」と、一昨日のチャパティ屋さん同様、アジア人の初老夫婦に暖かいもてなしを。モチロン時間など自由自在なので、少し待って挙げたてを。美味しい!!!
これで二人合わせて150円!
写真を撮らせてと頼んだら「じゃご主人も一緒に」と言ってくれたので、お兄さんとおじさんのツーショット。
それから界隈を再散策。


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夜のチュニスは相変わらず良い味出してる。
食堂街(美味しそうで女性客も沢山いた。次回行ってみたい!)や、夜の市場の楽しそうな活気を横目にホテルの方に戻る。
長距離線の駅とTGMの駅を間違えてこの庶民的な界隈にホテルをとったけど、怪我の功名であった。

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最後カフェでミントティーを。


付記:たしかにシディ・ブ・サイドは風光明媚な街だったが、ちょっと人工的な感じがした。
1915にヨーロッパ人(画家のデルランジェール。銀行家の息子で裕福だった)の好みに合わせて作られた街だし、2007年に行った南仏のボルム・レ・ミモザを思い出した。
もちろん、あそこよりはずっと歴史があり、お店はちゃんとした工芸品を置いしてるし、シャトーブリアン、フロベール、ジィド、コレット、ボーボワール、フーコー、ポールクレーなどの文豪・画伯に愛されたという点ではずっと重みがあるのだが。
その点、ワテらのような混沌の好きな旅行者にはチュニスはぴったりだったのでした。
ホテルさえ、ケチり過ぎなければ…(苦笑

ただ、ワテやヲォットは、雑多で混沌とした場所が好き、ゴミなども旅の風情として楽しんじゃうが、
「休暇中くらいはキレイなモノだけ見たいぜよ!」という人は、TAXIでシディ・ブ・サイド直行が良いと思う。


by j-suguita | 2014-07-06 08:17 | チュニジア旅行 2014 | Comments(0)

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