2月に見た映画

「兵隊やくざ」
日本文化会館で「大映の名作特集」。プログラムを見たらなんと勝新主演、増村保造監督の名作「兵隊やくざ」が!

改めて見た「兵隊やくざ」はユーモラスなトーンの中に軍の体罰の理不尽さを通し見事に戦争の無意味さ、描かれていた。ワテが子供のころはTVでも映画でも、厭戦争な作品がたくさんあった。この作品でブルーリボン助演男優賞を取った田村高広はもちろん、憲兵役の成田三樹夫が鋭い眼光ですでに際立った存在感。そして、先日亡くなった淡路恵子さんの酸いも甘いも噛み分けた諦観の慰安婦が素晴らしかった。ヌードはもちろん吹き替えだろうが、状況的にはかなりキワドいのにクールなユーモアを持っての名演であった。



「風立ちぬ」
宮崎駿作品はあんまり体質に合わないので(といっても「となりのトトロ」しか観てなかったが)行く予定は無かったんだけど、やはりご近所のTさん家から招待券をいただいたので行って来た。

好きか嫌いかと言えば「もう少し戦争の悲惨な面を描いても良かったんじゃ」とか「主人公達が西洋人みたいな顔をしていていじめっ子達がフツーの日本人の顔なのはいただけない」「ちょっと甘過ぎ」などとは思ったが…

そういう事を抜きにして、ラスト、衝撃で立てなかった。
イヤ、立てない映画ってたけしの「HANABI」以来二度目。


その他は毎月第2木曜にステュディオ・ユルスリーヌで催される短編映画上映会「Format court」に。
この日はいつも以上に粒ぞろいの作品群だった。


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Commented by moグ at 2014-03-13 14:26 x
子どもの時『兵隊やくざ』TVでやってた。兵隊がバンバン殴られていたの思いだす。兵隊といっても徴兵された一般人。随分痛い目にあって・・・割に合わないな~なんて子どもは思っていた。淡路恵子さんの件はカットされてたんだろうか。覚えてないのだろうか・・・記憶に無い。淡路さんかっこいい人だったね。子どもはうまく育たなかったようだけど・・・。しかし勝新・・・ホントに兵隊やくざみたいだったから黒沢明とタッグ組めなかったのかもね。

「風たちぬ」
宮崎駿って 鈴木敏雄プロデューサーが言ってたけど 創りながら進んで行くんだって。長期計画は無いんだって。ある程度しか。
初めての子供向けではない作品だって。「アニメは子どもでしょ。」という考えでやってきていたそうだ。心境の変化だよね。
堀越二郎って当時としたら一握りのエリートだよね。堀辰夫が描いた人達も当時のハイソサだしね。しかし同じ運命さね。さわやかな青春もやがて悲しき・・・・・
私は個人的に戦前の航空研究所みたいなのが下町の深川の海べりにあったのがトリビアだったよ。へーえだった。
Commented by 管理人S at 2014-03-14 08:28 x
うん、当時のTVだったら淡路恵子さんのシーンはカットされてても不思議じゃない。ただ、これシリーズになって8作くらい作られたらしいから、別の作品だったのかも。

「風立ちぬ」
そうだね、戦争中に軽井沢で避暑して油絵とか…。かなりの上流階級だね。その辺が物足りなく感じたけど…かといって螢の墓みたいだと
辛すぎるし。まーあまり生々しく悲惨ではない方が、今の若い子たちには伝わり易いのかもね。
by j-suguita | 2014-03-13 06:41 | 映画 | Comments(2)

日々の生活の中で、ふと思ったこと、感じたこと。


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