イタリア旅行 - 最終日: サン・ジョヴァンニ洗礼堂、空港へ
2011年 10月 20日
最後なので、中心地の近場で有名どころを観ておこうか…くらいの気楽な気持ちでまずドゥオモ横のサン・ジョヴァンニ洗礼堂に行ったら…
なんと!!!ルネサンス様式かと思ったら、中はビザンチンのモザイクではないか!!!
今回の旅はモザイクに惹かれて…が発端だったので、最終日に初心に戻った。偶然とはいえ、見事な締めくくり方だなぁ。
1週間ぶりに観るモザイク、もうしばらく観られないので、満腹になるほど鑑賞~。
その後メディチ家礼拝堂に。ミケランジェロの彫刻、40メートルほどの高さの君主の礼拝堂は、床から天井まで数百種類の大理石、半貴石の象眼細工で埋め尽くされていて、圧倒的。
撮影禁止なので、中の様子はこちらから »
そして例の美味しいケータリング屋さんでイタリア最後のランチを。よくみたら、ご主人が笑顔を魅せてくれてる!イタリア人は役者じゃのぉ。
こういうの食べはぐれると…一生の後悔になるのは経験上わかってるので(大げさ)テイクアウトして、公園で第2昼ご飯を。唐辛子とニンニクが控えめにスパイシーで、パスタにまで海の味が染込み、何とも言えん。茹で汁に海老や貝を入れるのなぁ?
幸い、夕方発のゆっくりした便だったんだけど、ずっと移動が呪われていたので(笑)早めに空港に着く様に、また国鉄サンタ・マリア・ノヴェッラ駅左横のSITAバスからフィレンツェ空港行きに乗る。今回は市営バスみたいな黄色いバス。車内の行き先パネルに”ヴェスプッチ空港行き”と出てたので、一瞬「あぁまた呪われた移動か!?」と焦ったが、フイレンツェの空港は(A.Vespucci:アメリゴ・ヴェスプッチ空港)という名前なんだな、、、(照;
20分で到着。
…で、アリタリア航空で予約してたんだけど、手続き時間になっても何も始まらない。まーここはイタリア…と思ってたが、いくらなんでも不安になってきてパネルを見たら、エールフランスとの乗入れ便とのこと。エールフランス・カウンターに行ってみたら、手続きとっくに始まってた。。。
なんの案内もないのも最後までイタリアらしいのぉ。ここは本当自己責任の国!
ラウンジからの景色もトスカーナらしい。
さようなら~
ここはまだアペニン山脈?
アルプスを超えて。
光の街、原発依存率75%の国に~
今まで古都だと思ってたパリが、急にモダンに見えるのだった。
帰って来てからもう3週間経つけど…まだ頭は夜の運河、モザイクの聖堂、トスカーナの緑、我々を見つめるドゥオモ…で満たされてるぜ!
今回は、行く前のワクワク、行ってる時のドキドキ、帰ってからのウットリ…で「旅行は300%楽しむ! 」が実践できたなー。