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イタリア旅行 - ラヴェンナ:モザイクたっぷり鑑賞の日

なんだかんだで無事着いたラヴェンナ、この日は荷物を降ろしてから街を散策。モザイクの他アドリア海のビーチも有名で、夏はにぎあうんだそう。でも観光都市…というワケではないのでとても落ち着いて上品な中都市…といった趣。

で、ラヴェンナ2日目は待ちに待ったモザイクたっぷり鑑賞の日!!

街から5kmほど離れている「サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂」から始めよう、という事でインフォーメーション・センターでバスの乗り方を教えてもらう。
駅からも乗れるけど、私達のホテルからはカドゥーティ広場停留所が一番近いので広場のキオスク(右矢印)で乗車券を買い停留所へ(左矢印)。
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a0060003_457212.jpgダイヤより大分遅れて到着、おばあさんが運転手に長々文句を言って、イタリアじゃのぉ〜と思ってたら運転手も「トラフィコ!(トラフィックの事だろね)なんちゃら〜」と言い返してた。

で、この運転手さん、かなり激しい運転で、、、(汗;
しょっちゅう急ブレーキ踏むんだけど一度はあまりの衝撃に席に座ってたおじいちゃんが転げ落ちたほど。
その後、自転車のおばさんを轢きそうになり(これはおばさんの方が悪い、道のど真ん中を走ってたので)なぜかおばさんじゃない別のおっさん(ご主人?)と口喧嘩になり、やっと終って発車したと思ったら、そのおっさん、自転車飛ばして信号でバスに追いつき、また口喧嘩第2弾を!
う〜ん、激しいイタリア生活の一旦を垣間みたなぁ。


サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂
そうこうしてるうちに、S字走行にちょっと車酔いしながらも「Classe」の標識が!
道を曲ったら遠くに教会が見えて来た!!!
草原の中にちょこんと建つ姿はすでに別世界の趣。
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a0060003_4575476.jpgそして、ドキドキしながら聖堂内に入る。

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(クリックで拡大)
この長〜い人生で何かを見て「ありえない…」とつぶやいてしまったのは、これが始めてなのであった。
こんなに美しく可愛い物がこの世にあるとは…
てか、そもそもこの世は美しいくて可愛いんだなぁ。自然・大地に謙虚な気持ちを抱いてさえいれば。。
解説書では特に説明がなかったけど、手前の新芽、若木、大木はそれの象徴に見えた。

ラヴェンナに戻ろうと、さっき着いたバス停の、道路を挟んで向かいのバス停…でバスを待つ。
普通そう思うよねぇ? そしたら向こうからやって来たバスが横の道に曲がってから一時停車、運転手さんが窓を開けて「Ravenna?」と聞いてくる。我々が「Si,si !」と叫びながら走って行くまで待っていてくれた。親切さにカンゲキ。どうやら我々が待ってたバス停は違う方向だったようだ。

…後で「地球の歩き方」をよく読んだら、「帰りは聖堂を出て右」とちゃんと書いてあったじゃないか。。てか、運転手さんが心配して聞いてくれたくらいだから、このバス停で無駄に待った挙げ句全然違うとこに行っちゃう人が多いんじゃなかろうか? そしたら、小さい張り紙でもしてくれれば良いのに。。。ま、そこもイタリア。

サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂
その後、市内に戻ってサンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂を鑑賞。
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向かって右に聖者の行列が、左に聖女の行列がズラっと並んだ見事なものなんだけど。
クラッセのサンタポリナーレ聖堂にあまりにも打たれた後だったので、、、注意力散漫、あとで解説書を見たら聖書の場面の解説が出ていたので、これと照らし合わせてみるべきであった。ちょっと残念な事をした。

なので、一旦ホテルに戻ってシエスタ。ここがラヴェンナのよいところ、サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂以外のモザイクの目玉はすべて歩いて15分内にあるのでこんな事も可能であった。

サン・ヴィターレ聖堂
そして、英気を取り戻してサン・ヴィターレ聖堂へ。
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広い敷地内も落ち着いてとても良い感じ。床面から高い天井までを覆い尽くすモザイク…

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左下が「ユスティニアヌス帝が宮廷人を従えた図」 右「テオドラ妃と随臣・侍女達の図」
大変な威厳なのだけど…やっぱりここは教会権力を知らしめる場だったんだな〜と思う。
午前中に観た「サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂」は、うまく言えないが素朴な分、人の心を揺さぶるようなサムシングがあった。

ガッラ・プラチーディア廟堂
そして、やはり美術書で感銘を受けた、サン・ヴィターレ聖堂の敷地内にあるガッラ・プラチーディア霊廟。
皇帝の妹ガッラ・プラチーディアが死後葬られる為に築いたとされていて、しかし実際ここに埋葬されたかは不明だという事。
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死の様に深い夜空に散りばめられた星々…。死してなお、天から人民を見つめようとしたのか…?
4隅の羽のはえた聖人、動物はそれぞれ聖マルコ、聖ヨハネ、聖ルカ、聖マタイを表しているのだそう。

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こちらも大変にインパクトが強かった。クラッセの聖堂を「明・生・光」とするならこちらは「闇・死・暗」。
1日で非常に対照的な感動を受けてしまったのであった。
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by j-suguita | 2011-10-11 06:40 | イタリア旅行 2011 | Comments(3)
Commented by Moグ at 2011-10-11 10:19 x
ドラマチック聖堂だね~~
信仰の深さも感じる~
キリスト教は神の存在が絶対で、明暗がはっきりしてて 
罪深い人間は、神の元に平等で 日ごろの罪を教会で謙虚に祈ったり懺悔したりしなくてはいけないらしいから・・・・
そういう世界 作るための建築であり 人間なんだよねぇ。きっと。cody
さんの旅日記で、勝手に妄想は広がります。
Commented by 管理人S at 2011-10-12 05:08 x
乱暴な言い方だけど、宗教って最終的には世界の平穏、秩序の為にあると思うので…基本的には皆いっしょ、と思っとるんどす。

人々が一握りの穀物のため争ってた時代には(今でも世界でそういう場所はあるだろうけど)宗教が必要だったと思うけど、悪い事すると地獄に堕ちるよ、とか脅して。
今はもういらないんじゃないか…などと思ったりもするけど。

でも、時には人間のちっぽけさ、自然・地球のスケールの大きさを意識するのは無意味じゃないと思う。
Commented by クワ at 2011-10-13 14:43 x
>自然・大地に謙虚な気持ちを
原発なんか造らなかっただろう。
イタリア人は国民投票で9割以上が反対したし。。